二次元研究所

にわかオタが本物のオタクになるべく、研究するブログ

きっかけはユーリ‼ ON ICE

時は遡ること2016年11月。遡るっていってもわずか半年かそこら前。私は尊敬するオタ友としゃぶしゃぶ食べ放題に来ていた。11月といえば、私が10年前からおっかけているw-inds.のライブも無いし、趣味のプロ野球観戦もシーズンが終了しており、私は暇をもて甘し気味であった。


友人「きこちゃんは最近何かハマってることとか無いの?」

私「…最近はといえば、何度も読んだハリー・○ッターを読み返すくらいしかすることが無いのだが、何か面白いコンテンツは無いだろうか」

友人「…それならば、ユーリ‼ ON ICEっていうアニメが今熱い」

私「…ゆーりおんあいす…?(どこで単語が切れるんだ?)」

友人「(勇利くんの画像をスマホで見せながら)これが主人公の勇利くんで」

私「ほほう、かつおゆうり君というのか」

友人「鰹じゃないよ。かつきだよ。で、これがスケートのコーチなの。ロシア人のイケメンなの」

私「えー、ヴぃくとる、にき…にきふぉーるふ(発音しにくい名前だ)」



とまぁ、最初はスケートにもあんまり興味無かったし、何よりその頃は自分の中に「アニメは作画崩壊したり、キャラの声が自分の想像と違ったりするから、原作(漫画とか小説)のほうが良い」っていう、あまりにも時代遅れな、まるで20年前から時が止まったような古くさい考えがあった。しかし聞くと、そのユーリなんとかとかいうアニメは原作というものが存在しないらしい。原作が無い…それはどういうことだ?いったい誰かキャラの作画をしたり、ストーリーを考えたりしているのだ…?

と、ジャンプ系のアニメくらいしかマトモに観たことの無かった自分はそのシステムがよく分からなかったのだけど、まぁとりあえず観てみるかーとそのスケートのアニメの1話を観てみた。そしたら


神だった


ほんと自分スンマセンでした(ジャンピング土下座)アニメ=作画崩壊なんて昭和の産物でした。え、ちょ、これほんとアニメなの…?ク、クオリティ高っ!まるでジ○リ映画?!これタダで観ていいの?

またユーリは映像が美しいのはもちろんなのだが、ストォリィーがまたねぇ…こぅ…「くぅぅ…」ってなるっていうか「ぐぅぅ…」って感じなの(語彙力)みんな特に7話とかに度肝を抜かれた感じだけど、私は10話のエンディングを観て、「このアニメ、タダモンじゃねぇ…」ってうち震えたね。きっと…観てもらえればわかると思う。あとね、私は9話の最後が一番すき。あの福岡空港のシーンね。私クールエンドドライな人間なので、物語を観て泣いたりとかあんまりしないんだけど、あれにはうるってした。そしてそんな自分にびっくりした。勇利、ずっと憧れてた大好きな人にそんな風に言ってもらえるなんて、良かった…良かったね…!(´;ω;`)と。


とまぁ、今回はこれくらいにして、ユーリのアニメの内容についてはまた次の機会に。そんな経緯で現代アニメの素晴らしさをユーリを通して知った自分。あとは雪だるま式に転がりながら堕ちていくのみである。